9月22日、スポーツ用義足の試走会「静岡県ブレードランニングクリニック」を見学いたしました。
この催しは、東京2020公認プログラムのひとつとして、静岡県障害者スポーツ協会が主催、日常的に義足を使用されている子供から大人約10名がスポーツ用義足の試着し、第一線で活躍されるパラアスリートから直接レクチャーを受け、「走る」ことを体験するイベントでした。参加された皆さんは、徐々に走る感触を掴まれ、最終的には体育館内を縦横無尽に駆けておられました。
スポーツ用義足のブレードは、カーボンコンポジットの特長を活かした製品のひとつで、求められる高い反発力と強度を満たしたうえで軽量化を追求した設計となっています。このようなイベントを通じ、さらに技術を高め、さまざまなイノベーションに貢献していかないといけないと強く感じました。