この機体は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託事業の成果です。そのパーツの一部は当社(東レ・カーボンマジック)がスカパーJSAT株式会社、東海大学からの注文を受け、2019年にフルコンポジット製の機体(翼16m)を設計/構造解析~製造いたしました。
炭素繊維・アラミド繊維・ガラス繊維を適所に配したハイブリット複合材構造は、FEAを駆使し最適化され、東レの高弾性および高強度繊維の採用と相まって 効率よく強度と剛性を確保し、目標としていた軽量化を達成しました。機体は数回の飛行試験を終え初期の目的を完遂、今後の技術展開が期待されます。