今年もWHPSC(World Human Powered Speed Challenge)に出場してまいりました。昨年132km/hを記録し2位となりましたが、優勝車の世界記録は144km/hと12km/hの大きな差をつけられました。
次期開発機での世界記録樹立をと目論む「Super Ketta Team」は、さらなるデータ収集が必要と考え、急遽出場を決定、昨年のマシンをリファインして大会に臨みました。
大会は、米国ネバダ州バトルマウンテンで毎年9月に開催されており、直線8kmにおよぶコースの最終200m区間の速度を競います。大会期間は1週間で、予選を通過すれば最大10回トライすることができます。
今年の参加は23チーム、結果は、予選は108km/hとトップを争う記録で通過したものの、本戦はトライしたすべての記録が、風速条件を満たさず公式記録とならず順位なしの結果となりました。ちなみに記録は、122.66km/hでした。しかし、このコースでしか得られない走行データと、大会に参加しトライを重ねることでのみ自分たちのものとなる貴重なノウハウが得られました。来年になるか、再来年になるか分かりませんが、独創的な新型自転車を開発し、世界最速を目指していきたいと考えています。